
富山大学のキャンパスでITを活用し、野菜のスマート無人販売所を設置する動きが進んでいる。学生らは新鮮な地場野菜を購入でき、生産者にとっては販路開拓につながるという。
富山大と農業機械大手・ヤンマーホールディングス(大阪市)は6~7月、五福キャンパスで初めての実証実験を実施した。キャンパスの食堂近くに無人販売所を設けて一般開放。キャッシュレス決済を導入し、陳列状況は映像でリアルタイム配信した。

参加した市内の農家2軒はスマホから在庫状況を確認し、キュウリやトマトなどの出荷に生かした。利用者も店頭に何があるかが分かる仕組みだ。
売り場にはホワイトボードが置かれるようになり、生産者と利用者との間でレシピやリクエストなどの情報交換も始まったという。
生産者にとっては直売所より手間が少なく、消費者にとってもスーパーより2~3割安い価格で新鮮な野菜を購入できたという感想が寄せられたという。
「キャンパスでの実用性は十分」として、11月10日から同じ場所で実証実験を再開。11月末には、医療系の学部や付属病院がある杉谷キャンパスにも設置予定という。
利用者データの収集や分析を…















